みなさん、Muli bwanji?(アフリカ.マラウイ公用語チェワ語/ムリ ヴァンジェ)
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東京から西へ進むこと12,000kmあまり マダガスカル島の近く.アフリカ南東部の内陸国マラウイ。
今から1年半前、東京都リーグ2部昇格決定トーナメントの大勝利と惜敗が交錯する最中に、闘志の気持ちを胸にひとりの戦士が静かにマラウイへ飛び立ちました。
そうです 元エース レジェンド #11 古城 佑馬 です。
東京での再会の場面。
「どうだい 久しぶりの東京は?」
「いやー お久しぶりですっ! マラウイの方がカラッとした暑さだから 東京のこの時期の蒸し暑さには参っちゃいますね」
「マラウイでの仕事は順調かい?」
「はい とても楽しいのでさらにもう2年マラウイの今のポジションで仕事を続けることにしました 今では家族も一緒にマラウイで生活しています」
「楽しそうだね」
「出発のときにクラブからいただいたサッカーボールもマラウイで蹴ってますよ」
元エースのこの男は チームを離れた後も相変わらずの逞しさとユニークさとにさらに磨き上げてきたようです。
「マラウイはたしかに、貧困国の一つで多くの社会課題がありますけど、 自分で汗を流しながら現地の人々と一緒にそれらを1つ1つ乗り越えていくステップがとても楽しいです。人と人との強い絆がちゃんと存在しているし共助の精神は東京よりもずっとずっと深いものがあるし、みな自然と助け合って暮らしています。」
どうやら マラウイの都市部で働く内にすっかりそのゆっくりとした時間の流れに 身を委ねて心の安定にもつながる助け合い文化を肌で感じているようでした。
「どんなものを食べてて どんな魅力があるの?」
「主食は『シマ』といってキャッサバやトウモロコシを粉状にしてお湯で溶いて練り上げたもので一日2食です。休日にはサファリへサイを観に行ったりしてます。帰国後にもうすぐ小学生になる息子と一緒に千葉県の河へ行ったとき『お父さん カバはどこ?』と質問されました。多くの豊かな自然環境で逞しく育ってくれると思います。」
仕事に子育てに忙しい彼は すぐにマラウイへ戻ってしまうとのこと。
「そういえば 当時の出国前に大事な試合でPKをド派手にtake off しちゃって。。。 いま思えばあのときは不安でいっぱいでしたが 東京で社会人やりながら朝練までやったりしてみんなとサッカーを通じて知り合った大切なチームだっだから 思いっきり魂を込めて蹴った分 スカッと気持ちが晴れてアフリカへの赴任の 度胸がつきました。今では引退試合もとてもいい想い出ですよ(笑)。」
Mur Pellemenのスピリッツは遠くアフリカの地でもしっかりと生かされているようです。
Adieu(アデュー) Mr.Kojyo !! 次回 帰国したらサッカーしましょう!
以 上